こんな方に読んでほしい記事です
- ふるさと納税の返礼品をもらって旅行に行くメリットを知りたい。
- どんな旅行や宿泊、体験などの返礼品がもらえるのか、実際の例や人気の返礼品について知りたい。
- ふるさと納税を使った旅行の予約方法や手続き、注意すべき点について詳しく知りたい。
ふるさと納税とは
「ふるさと納税」は、自分が住んでいる自治体以外の地域に寄付を行うことで、寄付金額の控除を受けられる制度です。この制度をうまく利用すると、寄付した金額の大部分が住民税や所得税から控除され、自己負担額が2,000円に減ります。
これだけでは寄付する人に金銭的なメリットがありません。ふるさと納税の最大の魅力は寄付に対する返礼品です。寄付のお礼として返礼品を受け取ることができます。寄付上限額以内なら2,000円の自己負担で、旅行券や宿泊券、特産品を受け取ることができ、大人気となっています。
そんなお得なふるさと納税の返礼品におすすめしたいのは宿泊券です。この記事ではふるさと納税の仕組みを宿泊券をもらうことを例に解説していきます。
ふるさと納税サイトを使って寄付をし、旅行を楽しむことには多くのメリットがあります。
- 寄付を通じて地域に還元できる
- 旅行することで訪れる地域の活性化に貢献できる
- 返礼品として宿泊券や旅行券が受け取れ、旅行費用を圧縮できる
地域も自分も双方にメリットがある制度です。
寄付で地域に役立ちながら自分も旅行が楽しめる。夢のような制度ですね
ふるさと納税を活用して旅行に行くメリット
ふるさと納税を活用して旅行に行くメリットには下の5つがあります。
- ふるさと納税で地域に還元できる
- ふるさと納税で地域の活性化に貢献できる
- 節税と旅行を同時に楽しめる
- 宿泊券や旅行券がお得に入手できる
- モノをもらうより保存や収納に苦労しない
①ふるさと納税で地域に還元できる
ふるさと納税で寄付することで地方自治体に資金が還元されます。寄付金は地域の活性化に活用されるため、観光地の整備や地域産業の発展などに寄与することができます。
本来は入らなかった資金がふるさと納税によって得られ、地方にとっても大変ありがたい制度になっています。
寄付するときに寄付の使い道を選ぶことができます。「まちの活性化に関する事業」を選ぶと、観光、スポーツ、文化、産業の振興に使われます。
②ふるさと納税で地域の活性化に貢献できる
返礼品で旅行に行くと地域にとってはさらにメリットがあります。
返礼品として地域の宿泊券をもらうと、地域を旅行し、宿泊費や食事、お土産、観光施設の入場などでお金を使います。寄付金以外にも観光で地域が潤うことになり地域にとっては一石二鳥です。
地域の特産品や体験を楽しむことができるので、納税先の地域への貢献感も実感できます。
好きな地域をいっぱい応援することになって寄付する自分も嬉しいですよね
③節税と旅行を同時に楽しめる
それでは寄付する人にとってはどのような良いことがあるのでしょう。
1番のメリットは自己負担金2,000円で宿泊券や旅行券をもらえることです。
ふるさと納税で寄付すると自己負担金2,000円以外は税金が控除されます。自己負担金が2,000円なのに寄付のお礼として返礼品がもらえる。これがふるさと納税が人気の秘密です。
多くの人が近年の旅行費の高騰に頭を悩ませています。そんな時にはふるさと納税。5万円寄付すれば1万5千円分の宿泊券や旅行券がもらえるので、安く旅行を楽しむことができます。
1万5千円も浮いたらお土産いっぱい買えちゃうね
④宿泊券や旅行券がお得に入手できる
返礼品として寄付額の最高30%分の宿泊券がもらえ、たいへんお得ですが、さらに耳寄りな情報があります。
宿泊券や旅行券によっては宿泊施設が自治体に安く卸していることがあり、返礼率の上限である30%より高い価値で宿泊できることもあります。
旅行できる時期や地域によって掘り出し物が出ることがあるので探してみましょう。
市場価格と自治体に卸したた価格にずれがある施設が隠れているよ
例えば「マホロバマインズ三浦」を見てみます。
80,000円寄付すると宿泊券がもらえます。返礼品上限は30%で24,000円分の価値ですが、このホテルの1泊2食2名の宿泊料金は24,000円を越えています。
平日しか使えなかったり、使用期限が短かったりすることがありますので、条件をよく確認し、自分にとって問題なかった場合には非常にお得に宿泊できます。
返礼品を眺めながらどれがお得か考えるのは楽しい時間ですね。
⑤モノをもらうより保存や収納に苦労しない
ふるさと納税の返礼品として旅行券を選ぶことは、多くのメリットがあります。
- 使用期限が長く、期限内なら自分のタイミングで旅行に行ける
- 電子クーポンや宿泊券なのでかさばらず、収納を圧迫しない。
一般的に農産物は細かい配達の日時か決められないため、数日留守にしたときに届けられると困ります。
旅行の返礼品は電子チケットや紙のチケットなのでかさばらず、使用期限も食品に比べれば非常に長いです。
大量の冷凍品をもらうと冷凍庫がパンパンになったり、日用品を1年分もらうと廊下まで占拠したりと保存や収納に一苦労します。
楽天納税の返礼品「楽天トラベルクーポン」の使用期限は3年間、ふるなびトラベルの返礼品「ふるなびポイント」は利用期限がありません。電子ポイントなので全くかさばらず長期間保有できるのでお部屋をすっきりさせたい方には最適です。
ふるさと納税で旅行に行く方法
ふるさと納税で旅行に行くには次のようなステップがあります
- ふるさと納税サイトを選ぶ
- 旅行券を提供している自治体を選ぶ
- 寄付をする
- 旅行券を受け取る
では、どのようにしたらふるさと納税で旅行に行けるのか順に解説します。
ふるさと納税サイトを選ぶ
ふるさと納税は一般的にふるさと納税サイトを利用して寄付を行います。信頼できるふるさと納税サイトを選ぶことが大切です。
選び方のポイントとして以下の7つが挙げられます。
- 返礼品の質
- 返礼品の種類
- 使いやすさ
- 信頼性
- ポイント制度
- キャンペーン
- 評判
これらを考慮して自分のニーズに合ったふるさと納税サイトを選びましょう。
初めての方には楽天ふるさと納税がおススメです
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旅行券・宿泊券を提供している自治体を選ぶ
ふるさと納税サイトが決まったら、サイトを開いて寄付したい自治体を選びましょう。
旅行を楽しみたい場合は、旅行券や宿泊券を返礼品として提供している自治体を選ぶことが重要です。
多くのサイトがあるので比較して自分の目的にあった自治体を見つけましょう。
泊まりたいホテルがあった場合、どの自治体に寄付していいか迷うときがあります。楽天ふるさと納税なら、楽天トラベルで泊まりたいホテルを検索し、そのページの緑色のボタンから寄付ページにワンクリックで飛べるので自治体がすぐにわかってとても便利です。
寄付をする
気に入った返礼品を見つけたら実際に寄付を行います。寄付の方法は簡単で、ふるさと納税サイトで選んだ自治体の申し込みページから手続きを行います。支払い方法にはクレジットカードや口座振替などがあり、自分にあった方法を選びましょう。
寄付額が上限額をこえると自己負担金が2,000円では済まなくなるので、ふるさと納税サイトにあるシミュレーターで確認してから寄付をしましょう。
寄付をすると寄付自体のキャンセルはできません。
旅行券を受け取る
寄付が完了すると、選んだ自治体から返礼品として旅行券が送られてきます。
通常寄付から数週間~数ヶ月かかることがあります。旅行したい日時を考えて余裕を持って手続きをすることをおすすめします。返礼品の発送状況はふるさと納税サイトで確認できる場合もあるのでチェックしてみましょう。
返礼品が電子クーポンやポイント付与の場合は比較的早く受け取れます。楽天ふるさと納税の「楽天トラベルクーポン」はおおむね翌日付与です。「ふるなび」のふるなびポイントは即時付与なので旅行までの期間が短いときにおすすめします。
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受け取った旅行券は有効期限や利用時条件をよく確認し計画的に旅行に活用してください。
控除手続きをする
忘れてならないのは控除の手続きです。
下の記事を参考にして手続きをしましょう。
オンラインで申請が可能な自治体もあります。
おすすめのふるさと納税サイトの選び方
ふるさと納税は一般的にふるさと納税の専門サイトを使って寄付や返礼品のやり取りをします。
したがってふるさと納税サイトが自分に合っているかどうかで大きく満足度が変わってきます。
具体的に代表的なサイトの違いを知りたい方は下の記事をご覧ください。
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おすすめは楽天ふるさと納税です。
この記事では簡単にふるさと納税サイトを選ぶ観点を解説します。
返礼品の質
返礼品の質は、ふるさと納税を行う上での重要な要素です。高品質な返礼品があると満足度が高くなり、寄付するモチベーションが上がります。
人気の返礼品には、高級旅館や有名ホテルの宿泊券、人気ツアーのツアー券などがあります。せっかくなら普段泊まれない宿にチャレンジするのもいいですね。
楽天ふるさと納税はディズニーオフィシャルホテルにも使えるよ
ホテルやツアーは実際にそのサービスを体験した他のユーザーのレビューや評価を参考にすることで簡単に品質の良さを確認できます。
自分が泊りたくなる宿泊施設を豊富に取り扱っているかどうかが選ぶポイントの1つです。
返礼品の種類
旅行の返礼品の種類はふるさと納税サイトによって違います。返礼品の種類が豊富であることもふるさと納税サイト選びの大切な要素です。取り扱っている種類が豊富な方が、自分の好みにあったものを見つけやすくなります。
旅行関連の返礼品には次のような種類があります。
- 宿泊割引クーポン
- 宿泊券(ホテル独自)
- 宿泊券(地域独自)
- 施設利用券
- ツアー割引券
この中でおすすめは楽天トラベルで使える宿泊割引クーポンです。信州旅行を例に宿泊割引クーポンの使い方を説明した記事があります。初心者向きに要点をかいつまんで書いていますのでチェックしてみてください。
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また、体験型の返礼品など自分ではなかなか手に入れられないアクティビティを選ぶことができるのも魅力です。多様な選択肢があるサイトで理想的な寄付先を見つけましょう。
使いやすさ
ふるさと納税において使いやすさも重要な点です。サイトが分かりやすく設計され操作が直感的であることが理想です。
寄付の手続きでは商品検索や詳細情報の閲覧、寄付申請手続きがスムーズに行われることが求められます。必要な情報にすぐアクセスできるかどうかもポイントです。
使いやすいサイト選びは寄付活動をストレスフリーで楽しむための鍵です。
信頼性
信頼性の高いふるさと納税サイトを選ぶことは安心して寄与を行うために必要不可欠です。
近年はふるさと納税を悪用した詐欺が増えてきました。
運営元の情報を確認し、信頼できる行政機関や企業が運営してるかどうかをチェックしましょう。過去の利用者のレビューや評価を参考にすることも有効です。不正な情報や不適切な管理がないか確認し安全に気を手続きを進められるサイトを選択してください。安心して利用できる信頼性は寄付の満足度を高めます。
楽天ふるさと納税かふるなびを選んでおけば間違いなしです
ポイント制度
ふるさと納税サイトによっては自治体から送られる返礼品の他に独自のポイントを付与するところもあります。
この制度を利用することで寄付額に対してポイントが貯まります。返礼品の他にポイントがもらえるので非常にお得です。他のキャンペーンやオファーと組み合わせて使用することも可能で全体の寄付体験をさらに価値あるするものにすることができます。
返礼品だけでもお得なのにさらにポイントも上乗せされるんです
ただし、このポイント付与は総務省の告示により2025年9月までなので、よりお得に寄付したい方は今年と来年9月までがねらい目です。
キャンペーン
サイトによっては定期的にキャンペーンを実施しています。こうしたキャンペーンを利用すると通常よりもお得に寄付を行うことができます。
例えば寄付に応じたポイントアップキャンペーンや特定の交流イベント参加券など様々な特典が用意されていることがあります。事前にキャンペーン情報をチェックしタイミングよく利用することで寄付の効果を最大化することが可能です。
画像出典:ふるなび公式HP
ふるさと納税で旅行に行くときの注意点
ふるさと納税で旅行に行くときにはいくつかの注意点があります。
旅行券の有効期限と条件
旅行券には有効期限があります。
短いもので半年、中にはふるなびのように期限がないものも。
返礼品によって大きく変わりますので必ず寄付する前に確認しましょう。
条件についても「平日のみ」「1泊2食付き」「高層階」などしっかりと条件を読んで納得できるものを選びます。
ふるさと納税のタイミング
ふるさと納税に適したタイミングは2つあります。それは次のような期限があるからです。
- ふるさと納税の寄付をする期限
- 旅行券が届くまでの期限
ふるさと納税は12月31日までに寄付を終えなければいけません。
カード払いの場合は12月31日でもそれほど心配がありませんが、その他の支払いの場合は振替用紙が届くまでの日数を考慮して申し込みましょう。
思い立った時に寄付をしておくと年末にあわてませんね
もう一つの期限は旅行したい日時に宿泊券が間に合うかどうかです。宿泊券によっては届くまでに数か月かかるので返礼品の説明をよく読みましょう。
まとめ:ふるさと納税で楽しい旅行を
ふるさと納税を活用することで、地方への還元が可能であり、節税と旅行を同時に楽しめます。旅行券や宿泊券をお得に入手できるのも魅力です。サイト選びでは返礼品の質や使いやすさが重要で、信頼性やキャンペーンもチェックしましょう。旅行券の有効期限や納税のタイミングには注意が必要です。
ふるさと納税でお得に節税して浮いたお金でリッチな旅行を楽しみましょう
よくある質問には、旅行券受取時の注意点や寄付後のキャンセルについても触れていますのでチェックしてみてください。
ふるさと納税で旅行に行くときによくある質問
- ふるさと納税で旅行券をもらうときの注意点は?
-
ふるさと納税で旅行券をもらうときの注意点は以下の2つ
- 旅行券の有効期限と条件を確認する
- 旅行券が手元に届くまでの日数を確認する
旅行券の有効期限は半年程度のものから期限なしまであります。また、「利用は平日のみ」など利用条件があるものがあります。条件を読んで自分の希望に合っているか確かめましょう。
旅行券は即時付与されるものから届くまで数か月かかるものまであります。旅行に行きたい時期に届くかどうか条件を確認してください。
- 寄付後のキャンセルや変更は可能?
-
寄付自体のキャンセルはできません。
旅行に行けなくなったときは日程変更であれば可能なことが多いので問い合わせてみましょう。
返礼品の使用期限内であれば応じてもらえることが一般的です。