Amazonが日本のふるさと納税に参入しました。来春からと言われていましたが、12月19日にリリースされました。
Amazonふるさと納税について知りたいわ
Amazonふるさと納税のメリット・デメリットをまとめていきます。
\ 翌日に配送・受け取り日時指定可 /
Amazonふるさと納税のメリット
ふるさと納税は一般的にふるさと納税サイトを利用して寄附をします。楽天ふるさと納税、ふるなび、ふるさとチョイスを利用したことがある人もいらっしゃるでしょう。
そんなふるさと納税サイトに、いよいよアマゾンが参入してきました。Amazonふるさと納税のメリットは以下の通りです。
- 使い慣れたプラットフォームで寄附
- 返礼品の翌日配達
- 返礼品の受け取り日時指定可
- 還元率が高い返礼品が探しやすい
- 返礼品の比較や口コミ調査が容易
- 豊富な返礼品
- アマゾン限定の返礼品
使い慣れたプラットフォームで寄附
すでにAmazonで普段お買い物をしている人も多いですね。
Amazonのアカウントを使って、普段のお買い物と同じようにふるさと納税の寄附ができます。個人情報を新たに入力しなくて済むので登録の手間が省けます。
使い慣れたサイトで操作できるため、寄付をする作業がストレスなくスムーズに進みます。
返礼品の翌日配達
一部の返礼品は最短で翌日に届きます。
普段のお買い物でもAmazonのよさは翌日配達です。注文してすぐに手に入る点が強みです。その強みがふるさと納税でも生かされます。
ふるさと納税と言えば、配送に1か月くらいかかるのが当たり前でしたが、Amazonの物流ネットワークのよさがふるさと納税でも発揮されます。
Amazonがなぜこんなに早く配達できるかというと25か所以上の物流拠点と65か所以上の配送拠点のネットワークを生かしているからです。
人気のある商品は膨大なデータを基にすでにあなたの家のそばの拠点に蓄えてあるんです
返礼品の受け取り日時指定可
ふるさと納税と言えば、返礼品がいつ届くのか分からないのが一般的でした。返礼品は冷凍品や傷みやすい生鮮品が多いため、旅行など留守にしている期間に届くと困りました。
Amazonふるさと納税では受け取り日時が指定できます。生活に合わせて返礼品を受け取ることができます。
還元率が高い返礼品が探しやすい
総務省のお達しでふるさと納税の返礼品は寄付額の3割以内と決められています。
ただし、これは自治体が取得した価格で計算するので、市場価格で考えると3割以上になっていることもあります。
Amazonふるさと納税では、ふるさと納税の返礼品以外の同じ商品との比較が簡単にできます。
下の画像はふるさと納税ではない普通のアマゾンでの商品紹介です。同じ商品がふるさと納税では4,000円で扱われています。
4,000×0.3=1,200円です。1,200円分あれば3割なのに2,280円分のものがもらえるのですごくお得ですね。
このように同じ商品の比較が簡単なのでよりお得な返礼品が探しやすいです。
自分が選んだ返礼品がお得かは興味あるわ
返礼品の口コミ調査が容易
ふるさと納税で返礼品を選ぶとき、こんなお悩みはありませんか?
この返礼品の品質って大丈夫なのかしら?実際に利用した人はどんな評価をしているのか確かめてから申し込みたいわ。
口コミ数が非常に豊富なのもAmazonの規模の会社ならではです。
残念ながらAmazonふるさと納税での口コミは始まったばかりで集まっていませんが、同じ商品がAmazonの中にあるので調べることができます。
実際に利用した人の感想が見えるので、肉を頼んだけど脂身が多かったとか、フルーツ頼んだけど実が小ぶりでがっかりなどの失敗が減ります。
口コミは悪い評価を見てください。それが自分が気になるかがポイントです
豊富な種類の返礼品
Amazonふるさと納税はできたばかりで返礼品の種類が少ないのでは?とご心配されるかもしれません。現在約1,000の自治体、約30万点の返礼品が登録されていて今後も増えていきます。
自治体数、返礼品数の一番多いふるさと納税サイトはふるさとチョイスです。ふるさとチョイスの自治体数は約1,700、返礼品数は76万点です。
Amazonふるさと納税はふるさとチョイスより少ないですが一般的な返礼品なら困ることはありません。
自治体がAmazonに払う手数料が他のふるさと納税サイトより安いので今後急速に拡大する見込みです
アマゾン限定の返礼品
Amazonふるさと納税限定の返礼品にも注目です。被災地の復興支援コンサートのチケットやAmazonのロゴ入りのマグカップなどユニークな返礼品がもらえます。
これらのメリットにより、Amazonふるさと納税は従来のふるさと納税サイトとは一線を画す、便利で魅力的なサービスとなっています。
Amazonふるさと納税のデメリット
デメリットは以下の通りです。
- 支払い方法はクレジットカードとデビットカードのみ
- ワンストップ特例制度の申請書は早く届かない
- 寄付金受領証明書は早く届かない
- 翌日配達は一部の返礼品のみ
- 9月まではおまけのポイントで不利
支払い方法はクレジットカードとデビットカードのみ
Amazonふるさと納税の支払い方法はクレジットカードとデビットカードのみです。その他の支払方法は受け付けてもらえません。
PayPay残高で払おうと思ってたのに残念
ワンストップ特例制度の申請書は早く届かない
ワンストップ特例制度の申請に必要な書類は、寄付した自治体から直接送付されます。返礼品が早く届いても書類はある程度の時間がたってから届きます。
ワンストップ特例制度の申請書も返礼品と共に翌日に届くと思っていると大変なことに。
今から今年の枠で寄付すると、自治体から書類が届いて1月10日までに返送、申請が完了できるかギリギリラインです。
もし書類が遅かったら自分でプリントアウトすることもできます。
ただし、Amazonふるさと納税の場合は寄附先の自治体名や寄附申し込み時の情報などを自分で書かなくてはいけません。
紙がだめならオンラインで手続きしたらいいじゃない
Amazonではオンラインでのワンストップ特例制度の申請を行っていません。
郵送が間に合わなかったら確定申告をしましょう。
Amazonふるさと納税とふるなびとの比較
下の画像は「ふるなび」のwebサイトからですが、年末になると自治体によっては○日以降は申請書を同封しないというところもあります。
下の例は名古屋市で12月30日以降にワンストップ特例制度申請用紙を希望しても同封しないと書いてあります。
ワンストップ特例制度を年末に利用したい方は、紙の申請書を送ってもらうのではなく、ふるなびなどでオンライン寄付を受け付けている自治体を選んでオンライン申請する方が無難です。
下の青字をクリックすると「ふるなび」のワンストップ特例オンライン申請のページに飛びます。
全部の自治体がオンライン申請可ではないので気をつけましょう。
\ メガ還元祭開催中 /
申請用紙プリントアウトもふるなびが便利。ふるなびでワンストップ特例制度申請用紙をプリントアウトするとあらかじめ寄附先の自治体名と寄附申し込み時の情報が記入されています。記入する場所が少なくて済むので助かります。
寄付金受領証明書は早く届かない
Amazonふるさと納税は、確定申告に必要な寄付金受領証明書は寄付した自治体から直接送付されます。返礼品が早く届いても証明書はある程度の時間がたってから届きますので心配しないで待ちましょう。
確定申告の人は3月に間に合えばいいからあわてないですね
翌日配達は一部の返礼品のみ
Amazonふるさと納税の強みは翌日配達ですが、一部の返礼品に限られています。農産物は産地で収穫して配送となるため翌日配達がむずかしい物もあります。
ふるさと納税は自治体の特産品を扱う都合上、同じものを大量に流通させることができないこともあります。この場合アマゾンの強みである流通ネットワークが生かされません。
安心してください。冷凍のお肉は翌日配送の返礼品がたくさんありますよ
9月まではおまけのポイントで不利
人気のあるふるさと納税サイトでは返礼品の他に10%以上のおまけのポイントが付きます。このポイント付与は総務省の指導によって2025年9月までです。
Amazonふるさと納税では、Amazonマスターカードを利用すると寄付額の2%のAmazonポイントが還元されます。
したがって、9月までは他のふるさと納税サイトの方がおまけのポイントはたくさんもらえます。
例えば「ふるなび」では誰でも上限なしに寄付額の10%のふるなびコインがもらえます。
もし10万円寄付したとすると返礼品3万円分+ふるなびコイン1万円分がもらえます。
ふるなびコインはAmazonギフト券にも替えられますのでお得度でいうと今は既存サイトが有利です。
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ふるなびコインをもらうにはキャンペーンに登録してから寄附しましょう。
Amazonふるさと納税は2%、ふるなびは10%
Amazonふるさと納税は12月19日に始まったばかり。おそらくこのデメリットも順次解消していくでしょう。変化がありましたらまたブログを更新していきます。
結局どっちがおすすめ?Amazonふるさと納税VSふるなび
メリットデメリットいろいろあるのね。わたしにはAmazonふるさと納税と既存のふるさと納税サイトのどっちがいいのかしら
迷ったときはズバッと判断するからこの続きを読んでね
Amazonふるさと納税をおすすめする人
- すでにアマゾンを利用している人
- 家を留守にすることが多く日時指定が助かる人
すでにアマゾンを利用している人
すでにアマゾンを利用している人はアマゾンふるさと納税をする価値があります。
普段のお買い物と同じようにふるさと納税ができる。
会員登録を改めてしなくてよい。
ストレスや手間なくふるさと納税を始めることができます。
新しく会員登録をしなくていいのは気楽です
最近はふるさと納税を使った詐欺が横行して総務省も注意喚起をしています。その点、普段使っているAmazonなら安心ですね。
家を留守にすることが多く日時指定が助かる人
家を留守にしがちな人にとって配送品を受け取るのはストレスです。配達した時に留守だと配送員の人に悪いし、かといって出かける用事があるのに家から出られないのもイライラします。
ふるさと納税で冷凍品を受け取るときは置き配にもしずらい。日時指定ができるのはありがたいです。
\ 翌日に配送・受け取り日時指定可 /
とにかくストレスなくふるさと納税をしたいから私にぴったり
既存のふるさと納税サイト(ふるなび)の方をおすすめする人
- 返礼品の他にもらえるポイントがたくさん欲しい人
- ワンストップ特例制度の手続き回数を減らしたい人
返礼品の他にもらえるポイントがたくさん欲しい人
おまけのポイントの多い少ないはふるさと納税サイトを選ぶ上で大きなポイントです。
前にも説明したけど大事なのでもう一回
Amazonふるさと納税の最大の弱点は返礼品の他にもらえるポイントの少なさです。例えばふるなびでは寄付額の10%が誰でも上限なくもらえるキャンペーン中です。
10万円寄附すると返礼品3万円分+おまけのポイント(ふるなびコイン)1万円分
Amazonふるさと納税はAmazonマスターカードを利用すると寄付額の2%のAmazonポイントが還元されます。
10万円寄附すると返礼品3万円分+おまけのポイント(Amazonポイント)2千円分
10万円の寄附で8千円の差がつきます。
このおまけをどう考えるかが分かれ目
ワンストップ特例制度の手続き回数を減らしたい人
ふるなびではオリジナルサービスとして「ふるなびカタログ」と「ふるなびトラベル」があります。
これは寄付額上限まで1回で寄付してワンストップ特例制度の手続きは1回、後でゆっくり返礼品を選ぶというサービスです。
Amazonふるさと納税でいくつも返礼品を選ぶとその数だけ手続きをしなくてはいけません。手続きがめんどくさい人はふるなびのサイトを見てみましょう。
\ メガ還元祭開催中 /
寄付額が多い人は「ふるなびトラベル」でがっつり寄付すると一気に寄付が終わります。
2つのふるさと納税サイトを比較してご自分にピッタリなふるさと納税サイトを選んでください。
私は留守にすることが多いし、いつもアマゾンを利用しているから今年はアマゾンで寄附してみるわ。新規登録しなくていいのもラクチン
新しく始まったAmazonふるさと納税。一度体験してみてください。
Amazonふるさと納税の使い方
どうやって申し込んだらいいのかしら?
寄附までは普段のアマゾンの買い物と一緒
まずAmazonのトップページから「ふるさと納税」をクリックします。
ふるさと納税の中の返礼品を選びましょう。Amazonの商品が全部ふるさと納税の返礼品になるわけではありません。
ふるさと納税のページを開いたら検索ボックスに欲しい返礼品名を入れて検索してください。
欲しい返礼品が決まっていない場合は「おすすめ返礼品」「カテゴリーから探す」「寄付金額から探す」「地域から探す」を利用しましょう。
支払いまでは普段のお買い物と同じです。普段Amazonを使っている人にとって非常に使いやすいです。
ご自分の寄附上限額は調べてありますか?調べてない方はコチラ>>寄付上限額を調べる
寄附が終わったら必ずアンケートに答える
寄付上限額に気をつけて寄付をします。寄附をして支払いを終えると小さな文字で以下のような文章が出てきます。
ワンストップ特例申請と税務関連情報について
本アンケート経由で24時間以内に住民票に記載の住所・氏名、ワンストップ特例申請、寄付金の使い道の選択の有無をご提出ください。提供されない場合、寄付金の使い道は自治体の裁量に委ねられ、Amazonを通じたワンストップ特例申請書の受領はできません。
アンケートの提出はこちらから
アンケート?アンケートなら無視していいか。。。
無視しちゃダメ。24時間以内に必ず答えて!
「アンケートの提出はこちらから」をクリックすると下のような画像が出てきます。
この中で特に大事なのが次の2点です。
- Q2 住所欄に住民票に記載されている住所を記入する
- Q4 ワンストップ特例申請を行いますか?の質問に答える
住所欄に住民票に記載されている住所を記載する
自分の住所の自治体に寄附すると寄附自体はできますが返礼品は受け取れません。
Q2は住民票に記載されている住所の自治体と寄附した自治体が違っていることを確認している質問なんです
Amazonに登録している住所と住民票に記載されている住所が違う人は住民票の住所をここで知らせることが大切です。
ワンストップ特例申請を行いますか?の質問に答える
Q4のデフォルトが「いいえ、ワンストップ特例申請しません」になっているので申請用紙が欲しい人は「はい、ワンストップ特例申請書を住民票の住所に郵送してください」を選択しましょう。
「郵送してください」を選ばないと申請書が届きません
Amazonふるさと納税おすすめの品
Amazonふるさと納税のよさは最短翌日配送。最短翌日配送できる返礼品の中からおすすめを選んでみました。ただし、現在注文が混みあっていて、普通は翌日配達の返礼品も2~3日かかるものが増えてきました。
いくら醬油漬け
冷凍のいくらは日時指定できるので在宅の日に受け取れてうれしい。これから年末のおもてなしにいくらをちょっと添えるだけで豪華なおもてなしに。
\ 寄付金額15,000円 /
黒毛和牛ハンバーグ
冬休みは学校がなくて3度の食事作りが面倒。そんな時冷凍ハンバーグがあれば!家族みんな笑顔になります。急にお孫さんが遊びに来ることになったおばあちゃんにもおすすめ。
\ 寄付金額12,000円 /
ハーゲンダッツ
普段スーパーに行ったときにちょっと躊躇するお値段のハーゲンダッツ。冷蔵庫に入っているだけで幸せに。お届け日が決められるのでお客様が来るのに合わせてふるさと納税でぽちりましょう。
\ 寄付金額4,000円 /
もう届いた人発見!
よくある質問
- Amazonふるさと納税を利用するのに、プライム会員に登録する必要はありますか?
-
プライム会員に登録する必要はありません。ただ、プライム会員は様々な利便性があるので検討してみてください。
- 返礼品はどれでも翌日に届きますか?
-
翌日に届くのは一部の返礼品のみです。返礼品の説明の下に「明日までにお届け」と記載がある場合のみ最短翌日に届きます。
- 12月下旬ですが今年のふるさと納税に間に合いますか?
-
確定申告する方は十分に間に合います。ワンストップ特例制度の申請をする方は、要注意です。
Amazonふるさと納税はワンストップ特例制度のオンライン申請がありません。
申請書類を自治体から郵送で受け取って1月10日までに返送するには日程がギリギリなので、最悪確定申告になってもよい方だけ申し込みましょう。
ぴく申請用紙を自分でプリントアウトするならまだ日程に余裕があります。
まとめ
Amazonで普段買い物をしているから手続きが楽そうだわ
Amazonふるさと納税はこれからどんどん進化していきそうだから楽しみね
- 使い慣れたプラットフォームで寄附
- 返礼品の翌日配達
- 返礼品の受け取り日時指定可
- 返礼品の比較や口コミ調査が容易
- 豊富な返礼品
- アマゾン限定の返礼品
前々から噂になっていたAmazonふるさと納税がついにリリースされました。今年のふるさと納税枠がまだ残っている方は一度体験してみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
\ 翌日に配送・受け取り日時指定可 /